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聞配達に関するエッセーコンテスト 入選作(2016年) 聞配達に関するエッセーコンテスト 入選作(2016
年)

新聞配達や新聞販売所に関するちょっといい話や心温まるエピソードなどをエッセーの形でお寄せいただく「新聞配達に関するエッセーコンテスト」は、今年で23回目の実施となりました。「大学生・社会人」「中学生・高校生」「小学生」の三つの部門に分けて募集した結果、はがき、封書、電子メール、ファクスにより、海外からも含めて3280編の応募がありました。多数のご応募をいただき、ありがとうございました。

新聞協会販売委員会による選考には、特別審査員としてタレントの春香クリスティーンさんにも加わっていただき、最優秀賞、春香さんが選んだ審査員特別賞、優秀賞、入選の全30編を決定しました。(2016.9.30)

総評 総評

たくさんのエッセーを楽しく読ませていただきました。
私も新聞が大好きですが、配達員さんが配る新聞には人の優しさや温かさが宿り、いとおしく感じます。新聞は雨の日も風の日も、震災で大変なときでさえ、使命感ある配達員さんの力で私たちの元に届きます。
本当にありがたく感謝の気持ちが尽きません。

特別審査員 春香クリスティーン(タレント)
1992年スイス生まれ。日本人の父とスイス人の母の家庭に育ち、日本語、ドイツ語、英語、フランス語が堪能。
テレビのバラエティー番組をはじめ、政治に詳しいことから討論番組や報道番組でも活躍中。

最優秀賞 最優秀賞

大学生・社会人部門

新聞がくれた勇気
水野 貴子(49歳) 熊本市

中学生・高校生部門

配達員のおじさん
星野 凜(13歳) 東京都文京区

小学生部門

配達員のおじさん
夏目 秀彦(11歳) 大阪府東大阪市

審査員特別賞 審査員特別賞

大学生・社会人部門

「 今の私がある理由 」
田村 真規子(29歳) 北海道芽室町

コメント コメント

私も日本語の勉強のために新聞を読み始めたときは、知らない言葉だらけで、ちんぷんかんぷんでした。でもだんだんと新聞の楽しさを知り、新聞が大好きになっていった気持ちを思い出させてくれた作品でした。

中学生・高校生部門

「 祖母と社会をつなぐもの 」
天羽 礼(17歳) 徳島市

コメント コメント

ご病気のおばあさまを家族で支える姿に感動しました。お世話をされるお母さまが新聞配達のバイクの音に励まされる様子はまさに優しさのリレーのように感じました。

小学生部門

「 おはようございます 」
宮下 月希(10歳) 新潟県長岡市

コメント コメント

雪かきを手伝う女の子を褒めてあげる配達員さん。褒められた女の子が「私より配達員さんの方が毎日早起きしていてすごい」と配達員さんをねぎらう気持ちに、思い合う優しさのすばらしさを感じました。

優秀賞 優秀賞

大学生・社会人部門

「 あのときの新聞配達の学生さんへ 」
篠﨑 雅則(65歳) 東京都多摩市

中学生・高校生部門

「 アメのおじいちゃん 」
増田 汐凪(17歳)
山梨県富士吉田市

小学生部門

「 命の見守り隊 」
小野 嶺花(11歳)
香川県三豊市

入選 入選

大学生・社会人部門

「 母の愛情と新聞配達 」
石田 絵蓮(21歳)
前橋市
「 病院に送り届けてくれた青年 」
石原 和江(51歳)
佐賀県基山町
「 あいさつを教えてくれて感謝 」
遠藤 古都(20歳)
東京都
「 花の季節に 」
川口 恵子(62歳)
札幌市
「 尊く思えた新聞のある日常 」
城戸 芙美(35歳)
熊本県玉名市
「 早朝のチャイム 」
木村 佐恵子(58歳)
大阪市
「 心に残る笑顔 」
佐々木 翠(77歳)
仙台市

中学生・高校生部門

「 ささやかな楽しみ 」
安藤 沙織(17歳)
岡山市
「 早朝の物音に励まされて 」
唐木 映里花(16歳)
埼玉県春日部市
「 どんなときも配達される新聞 」
鈴木 愛香(16歳)
山形県天童市
「 学び多い新聞配達 」
對馬 祐美(18歳)
青森県弘前市
「 感謝を伝える 」
樋口 大輔(13歳)
岡山県倉敷市
「 私のエネルギーの源 」
廣井 祥子(16歳)
岡山県倉敷市
「 おっちょこちょいな母 」
宮脇 あゆか(18歳)
岡山市

小学生部門

「 えんの下の力持ち 」
石橋 花雪(11歳)
広島県北広島町
「 続けることの大切さ 」
角田ルーシー花怜(12歳)
青森県弘前市
「 私のおじいちゃん 」
清原 璃子(12歳)
大阪府貝塚市
「 新聞配達の人 」
辻 啓生(11歳)
青森県むつ市
「 しんぶんはいたつやさんとわたし 」
望月 紀花(8歳)
静岡市
「 感謝 」
森下 歩(12歳)
大阪府吹田市
「 新聞作りの苦労 」
山﨑 れん(12歳)
高知県土佐市

日本の新聞の発行部数は4425万部。その95%が、33万人の販売所スタッフによって毎日、戸別配達されています。

新聞協会販売委員会は日本大学芸術学部の全面的な協力を得て、新聞配達のショートムービー「いい日々を届けてくれる人がいる」を制作しました。映像は新聞配達員の息子と父親の心温まる絆を描いています。「第22回新聞配達に関するエッセーコンテスト」「大学生・社会人部門」の最優秀賞作品を基にした作品です。

毎日決まった時間に届き、人と人をつなぐ新聞。そこには販売所スタッフの情熱と誇りが込められています。ぜひご覧いただき、日本の戸別配達制度にご理解いただければ幸いです。

制作/日本大学芸術学部・宮澤誠一教授 監督/同映画学科・清水和貴専任講師 撮影/同・増田治宏准教授 
出演/西野裕貴(同映画学科演技コース)、利重剛(俳優・映画監督)
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