2018年 2月号(No.799)
性暴力を報じる視点──#MeTooから考える/読者の思いに触れて──「いっしょに読もう! 新聞コンクール」から
性暴力を報じる視点──#MeTooから考える
無謀な判決の追及を──メディアはポルノに潜む危険性を伝えよ
杉田 聡(帯広畜産大)
一過性でなく息の長い報道を──理不尽さへの憤りを連載に結びつける
久 知邦(西日本)
「スクールセクハラ」を追って──氷山の一角、根絶には全国調査を
池谷 孝司(共同)
互いに理解し実態を広めたい──被害当事者と報道側が本音で対話する場から
本橋 由紀(毎日)
沈黙破り新たな時代へ──闇に埋もれた被害を社会に問いかける
竹下隆一郎(ハフポスト)
「見て見ぬふり」のタブー破る──転換期の北欧で広がる権力乱用への抵抗
鐙 麻樹(在ノルウェージャーナリスト)
心身両面からの継続的支援を──日本初ワンストップセンターの活動から
加藤 治子(性暴力救援センター・大阪SACHICO)
顕在化する被害を報じる意義──刑事政策・被害者学から見る刑法改正
柴田 守(長崎総合科学大)
第8回「いっしょに読もう! 新聞コンクール」から
コンクールの概要
文字を通して結ぶ善意
大澤 奈穂(読売)
伝わった命の重さという宝物
岡崎 明子(朝日)
裏切られてこそ見えるもの
木村 司(朝日)
身近なニュースの大切さ
最上 和喜(毎日)
過激な見出しで読者釣る管理人──フェイクの温床「トレンドブログ」の実態
大村 健一(毎日)
メディア業界挙げて問題解決を──リーチサイト「はるか夢の址」摘発の意味
須藤 龍也(朝日)
元患者家族の苦しみを伝えたい──らい予防法廃止20年の重い問い
浪床 敬子(熊本日日)
【2017年マスコミ関係判例回顧】 最高裁が受信料制度合憲の判断──検索事業者への検索結果削除請求でも重要判例
曽我部真裕(京大)
連 載
〔困ったことば〕 いさめる──その相手は?
時田 昌(産経)
〔ザ・ショット〕 白昼に市内を暴走する乗用車──望遠使い影の切れ間に連写
柳生 秀人(愛媛)
〔わが支局 わが日々〕「チバニアン」誕生へ
市古 昌也(千葉・市原支局)
〔前線記者〕 風化許さず今を伝え続ける責務──笹子トンネル天井板崩落事故から5年
小野田洋平(山梨日日)
〔世界メディア事情・中国〕 「3・15」に戦々恐々──宣伝機関のメディア、真実置き去りに
赤間 清広(毎日)
〔特派員の日常から〕 エルサレム首都宣言の衝撃──深刻化する米国とパレスチナの対立
渡邊 健作(時事・ワシントン支局)
〔〝先生〟体験から考える〕 現代を生きる力育むため──NIE起点に「必需品」意識を家庭にも
宮坂 博昭(信濃毎日)
〔メディアスコープ〕 放送法の合理性認める──NHK受信料制度巡る判決から
編集部
随想
一時代の終わりに
徳永 英彦(長崎)
ばんえい十勝を世界へ
塚田 博(道新スポーツ)
ある後悔
両角 晃一(テレビ朝日)
〔データ&リサーチ〕 日刊紙の都道府県別発行部数と普及度(2017年)
ブックレビュー
欧米メディア動向(2017年11~12月)
新聞日誌(2017年12月)