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2024年「地域貢献大賞」受賞活動

2024年の地域貢献大賞には、読売センター新河岸南部の石川徹也所長による「ミニコミ紙『しんがしスポーツ』発行による読者サービス」が選ばれました。同活動は、地域でスポーツに取り組む子どもたちの声を丁寧に拾い上げ、スポーツに特化したミニコミ紙として発信してから21年継続していることや、子どもたちが取材されることでスポーツに励むくらい人気があるなど、地域住民に愛され続けている点が評価されました。このほか、地域貢献賞7件の活動が選ばれました。

ミニコミ紙「しんがしスポーツ」発行による読者サービス

読売センター新河岸南部 所長 石川徹也

  • 実施期間:2003年~
  • 実施地域:読売センター新河岸南部エリア(川越市ほか)
  • 活動概要:

埼玉県川越市の読売センター新河岸南部の石川徹也所長は、地域の少年少女スポーツの発展を目的にミニコミ紙を創刊、今年で21年目を迎えた。月1回以上発行を続け、2024年6月号で255号となる。創刊当時の取材先は、野球、バスケットボール、バレーボールの3チームだったが、現在ではドッジボール、柔道、陸上クラブが加わり、8チームを取材し掲載している。取材、編集すべてを販売所スタッフで行い、過去に労務難で発行継続が困難になった時には、地元スポーツチームが取材を協力してくれたことで、継続することができた。息の長い活動は、親子2代で紙面に取り上げられ、地域の子どもたちの間でミニコミ紙が評判となり、紙面に載りたいという動機でスポーツチームに入る子どもが年々増加している。少子化でチームのメンバー不足に悩む地域がある中、同販売所エリア内のチームはメンバーが充足している。
子どもが同紙を通して活字に触れたことで、新聞に興味を持ち、小学生向け新聞を購読するケースも増えている。未来の読者づくりとしても成果が表れている。
※石川徹也(いしかわ・てつや)

地域貢献賞(7件)

「終活」をテーマとした行政書士無料相談会の展開 毎日民報本宮販売センターほか2店
20年におよぶ「地区防犯ニュース」の発行と地域見守り活動 福島市および桑折町の新聞販売店10店
新聞販売店の地域デジタル化支援 藤井新聞店(GAKU) 代表取締役 藤井大学
障害者雇用支援センターと古紙回収業務の提携 伊藤新聞店(松本市今井) 店主 伊藤治郎
伊藤新聞店(辰野町小野) 店主 伊藤祐希
夏の思い出 ドラゴンズ戦チケット寄託 中日新聞名古屋中日会
SNSでの発信や地域イベントの立ち上げで人口約2,200人の島の魅力づくりに取り組む活動 中国新聞田島販売所 所長 中尾守岐
「ちかちゃん新報」と「産直ショップちかちゃん家」 西日本新聞エリアセンター筑後船小屋 所長 近本勉

(順不同・敬称略)

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