お知らせ
2022.06.30 | 毎日新聞首都圏センター・渡邊雅春氏(2001年度受賞)へのインタビューを掲載しました。 |
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2022.01.26 | 2021年度受賞記者講演会の概要を掲載しました。 |
2022.01.14 | 2021年度受賞スピーチを掲載しました。 |
伝える・問う・動かす
社会の動きをいち早く伝えるため、ものごとの核心に迫るため、記者は日々、取材に駆け回っています。
あらゆる現場を踏み、さまざまな人に話を聞き、入手できる限りの資料を読み込みます。
小さな変化を見逃すまいとして、常に目を凝らしています。
歴史的瞬間を伝える一報、公的機関や企業が隠してきた事実の追及、社会の中で孤立し、苦しむ人への支援を促すキャンペーン
――日々の取材の積み重ねの中から、時に社会を揺るがし、人々の意識を変え、世の中を動かす報道が生まれます。
日本新聞協会は、こうした報道を手掛けた記者に「新聞協会賞」を贈っています。
ここで紹介するのは、新聞協会賞を受賞した記者によるリポートやスピーチなどです。
記者たちは記事に込めた思い、「ジャーナリズムの力」を語っています。
日本新聞協会
ジャーナリズムの現在地
2021年度受賞作
2021年度の新聞協会賞は「ニュース」「写真・映像」「企画」3部門で計6件が受賞しました。
今後、11月17日に盛岡市で開かれる新聞大会・授賞式でのスピーチ、新聞協会の月刊誌「新聞研究」へ
の寄稿などを通じ、取材・報道の経緯、記者の思いを紹介します。
新聞協会賞 ニュース部門
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LINEの個人情報管理問題のスクープと関連報道
朝日新聞社
「LINE」問題調査報道取材班
(代表)東京本社編集局編集委員峯村健司氏
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受賞作品紹介
LINEの運営 ずさんさ追及
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受賞スピーチ
IT国際調査報道 普及の契機に
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取材を振り返る〖寄稿〗
プラットフォーム監視の役割
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愛知県知事リコール署名大量偽造事件のスクープと一連の報道
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中日新聞社
愛知県知事リコール署名大量偽造事件取材班
(代表)中日新聞北陸本社編集局報道部長
(前名古屋本社編集局社会部次長)酒井和人氏
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西日本新聞社
愛知県知事リコール署名大量偽造事件取材班
西日本新聞社編集局クロスメディア報道部デスク竹次稔氏
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受賞作品紹介
署名大量偽造 連携し特報
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取材を振り返る〖寄稿〗
JODの連携で暴いた真相
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受賞スピーチ
地道な取材通じ、矛盾を丁寧につぶす
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受賞スピーチ
読者の声に応え、地域に貢献
新聞協会賞 写真・映像部門
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「ぬくもりは届く」~新型コロナ 防護服越しの再会~
毎日新聞東京本社
新型コロナ写真企画取材班
(代表)北海道支社報道部写真グループ貝塚太一氏
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受賞作品紹介
コロナ下 母娘の再会写す
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受賞スピーチ
被写体の心情に寄り添う
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取材を振り返る〖寄稿〗
決意が撮らせた一枚
新聞協会賞 企画部門
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NHKスペシャル「緊迫ミャンマー 市民たちのデジタル・レジスタンス」
NHK
NHKスペシャル ミャンマープロジェクト
(代表)放送総局大型企画開発センターチーフプロデューサー善家賢氏
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受賞作品紹介
ミャンマー政変 新手法で伝える
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受賞スピーチ
市民の告発 埋もれさせない
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取材を振り返る〖寄稿〗
新手法の調査報道へ挑戦
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「東日本大震災10年」
河北新報社
東日本大震災10年報道取材班
(代表)編集局報道部長今里直樹氏
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受賞作品紹介
震災10年の歩み 多角展開
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受賞スピーチ
被災者が語る教訓を伝える
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取材を振り返る〖寄稿〗
「復興とは」 問い続ける
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連載企画「追跡・白いダイヤ~高知の現場から~」
高知新聞社
追跡・白いダイヤ取材班
(代表)編集局報道部長池一宏氏
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受賞作品紹介
密漁と闇取引 内実に迫る
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受賞スピーチ
地域密着と社会問題の究明両立
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取材を振り返る〖寄稿〗
シラスウナギの闇を追う