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2018年「地域貢献大賞」受賞活動
新聞販売所とそのスタッフは、配達、集金、営業といった本来の業務のほかに、地域社会の一員として地域に根差したさまざまな活動を展開しています。日本新聞協会は、全国の新聞販売所や新聞販売同業者組合などが各地域で行っている地域貢献活動を顕彰する「地域貢献大賞」を2007年に創設しました。
毎年、最も顕著な功績のあった活動1件に「地域貢献大賞」、そのほかの優れた活動には「地域貢献賞」を授与しています。
2018年の地域貢献大賞には、読売民友会津支部の「『あいづ中学生新聞』発行などによる青少年健全育成と防犯活動の推進」、地域貢献賞に24件の活動が選ばれました。
「あいづ中学生新聞」発行などによる青少年健全育成と防犯活動の推進
読売民友会津支部
- 実施期間:2005年~
- 実施地域:福島県会津若松市、喜多方市、会津坂下町、会津美里町と南会津町の一部
- 活動概要:
福島県会津地方で読売新聞と福島民友を扱う専売店9店で組織する読売民友会津支部は2011年から、青少年健全育成の推進を目的に「あいづ中学生新聞」を発行するとともに「あいづ紙ヒコーキ大会」を開催している。また、05年10月に「読売・民友防犯パトロール隊」を立ち上げて以来、積極的な活動を展開し、地域の安全の力になっている。
11年6月に創刊した「あいづ中学生新聞」は、中学生視点の情報発信を目指しており、中学生記者たちが取材・執筆に一部関わっているほか、アンケート調査に協力している。紙面は、地域のイベントやスポーツ大会、中学生対象に実施した人気テレビドラマについてのアンケート結果など幅広い内容を扱う。タブロイド判フルカラー4ページで、18年7月に42号を発行した。全読者に折り込み配布するほか、会津若松市内の中学校全24校に届けており、若者の活字離れが指摘される中、新聞に親しんでもらうきっかけとなっている。また、11年8月から毎年、折り込みチラシで作る紙ヒコーキで飛距離を競う「あいづ紙ヒコーキ大会」を開いている。東日本大震災当時、放射能を気にして屋外遊びを自粛する子供たちに思い切り遊んでもらいたい、との思いから始めた。大会は好評で、毎年、小学生40~90人が参加する地元の恒例行事となっている。
9販売店から始まった「読売・民友防犯パトロール隊」は、06年に読売・民友の全販売店に拡大した。県警本部と覚書を交わし、配達・集金時に異常を発見した際の通報、防犯パトロール、防犯チラシの作成・折り込みなどを行っている。徘徊(はいかい)老人を保護するなど、毎年、警察署から感謝状が贈られている。
※代表=読売民友会津支部支部長・竹重 智
地域貢献賞(24件)
車いす寄贈 | YCもみじ台 所長 鈴木 光明 |
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DOING~地域交流活動~ | 道新ながさわ 所長 長澤 茂嗣 |
住民の安全守る自主防災・防犯活動 | 東奥日報相内・成田新聞販売店 店主 成田 武司 |
宮城県内小学校新入学児童への防犯ホイッスル寄贈事業 | 宮城河北会 |
親子2代30年間にわたる野球指導を通じた少年育成 | 榊新聞店 所長 榊 友一、榊 友紀博 |
箱根応援プロジェクト | 神奈川県連合読売会 |
市川市での行政、販売店が一体となっての教育現場への新聞活用推進策 | 市川市新聞販売組合 |
プルトップ回収による車いす寄贈事業と糸魚川大火後の復興支援事業 | NIC糸魚川(廣瀬新聞店)会長 廣瀬 明宣、社長 本間 寛道 |
ミニコミ紙を使ったきめ細やかな地域情報の提供と郷土史・防災/防犯など広範な情報の発信 | シミズ新聞店 代表 清水 雅之 |
「ハートフル アワ タウン(HOT)プロジェクト」による専門知識習得に向けた市民・読者地域セミナーの展開 | 村木新聞店、ペンギンニュースコデラ |
足立区新田における地域への貢献活動 | 毎日新聞王子新田販売所 店主 西村 廣幸 |
新聞屋さんが作る夏祭り | 日本経済新聞大田ブロック主任会 |
交番パトロール隊「はなみずき隊」の取り組み | 名古屋市千種区の中日新聞販売店14店 |
青少年健全育成活動 | 毎日新聞鵜沼販売所 所長 川村 益美 |
手品による慰問ボランティア活動 | 北國新聞蔵山販売所 所長 北村 明夫 |
こども新聞記者クラブ | 福井県読売会 |
わが町歴史再発見ウオーキング | 毎日新聞高槻ブロック会 |
地域の要望に応えて20年間続く、店舗スペースの貸し出しと少年サッカー大会 | ASA守口南 所長 栗本 健司 |
「やましな子供新聞」の発行 | 京都新聞山科中・御陵販売所連合 |
ご愛読者 古紙・資源回収 | 能登川五個荘新聞販売店会 |
生け花やフラワーアレンジメントを通じたふれあい活動 | 中国新聞小田販売所 所長 関川 祐治 |
地域の小学校での読み聞かせ活動 | 山陽新聞日生販売所 所長 守屋 順子 |
地域の良さを次世代に 農業体験の場を提供 | 愛媛新聞エリアサービス奥道後 所長 宮本 民夫 |
徳島新聞おすすめ記事「地域の絆」シリーズ | 徳新会 |